高校サッカーとJリーグユース
どうもこんにちわ。
日本サッカーには高校年代で
「高校サッカー部」に所属するか、
「Jリーグのユースチーム」に所属するか、
プロのサッカー選手を目指す上で、選択する事ができます。
世間では、
「高校サッカー部」は、とにかくガムシャラに3年間ハードに練習して、心身ともに成長する。
「Jリーグユース」は元々上手い子達が集まった設備も整ったエリートがいるところ。
というイメージがあると思います!
こういうイメージから「高校サッカー部」出身の方が精神的に強くて、「プロの厳しい世界に入っても成功している」と言われています。
「高校サッカー部出身」の代表的な選手を見てみると、
星稜高校サッカー部出身の本田圭佑選手
滝川第二高校サッカー部出身の岡崎慎司選手
などいますね。
確かに2人は精神的に強いイメージがあります。
一方「Jリーグユース出身」の代表的な選手をみると、
ガンバ大阪ユース出身の宇佐美貴史選手
セレッソ大阪ユース出身の柿谷曜一朗選手
などいます。
2人は「天才肌」というイメージが強くて、
幼い時から有名な選手でした。
上記の選手を比べると確かにイメージが通りなんですが、
Jリーグユースが活発になってきたのって、15年前くらいからで、今では高校年代でのトップのレベルのJリーグユースなのですが、
本田選手や岡崎選手くらいの時代までは、
有望な選手が高校サッカー部を選択していたので、
「プロでは高校サッカー部出身が大成する」
わけじゃなくて、
「今まで高校サッカー部に有望な選手が集まっていた」
ということだと思います!!
現日本代表のメンバーをみてみても、Jリーグユース出身の選手は増えていっているし、
結局どっちに有望な選手が集まっているかという要素がかなり大きいのじゃないですかね。
中学時代からトップクラスはJリーグユースに行き、狭き門に入れなかった選手は高校サッカー部でサッカーを続けられて夢を追い続けられる。
これはヨーロッパにはない日本サッカーの育成システムのとても良いところだと思います。
もっと言えば、高校年代でプロの世界に入れなくても日本では大学のサッカー部に入ることで夢を追えます。
明治大学出身の長友佑都選手や
慶應義塾大学出身の武藤嘉紀選手など
大学サッカー部出身で日本代表まで登り詰める選手もいます!!
ですので現在の日本サッカーの育成システムは多種多彩な環境と引き出しがあり、
選手にとっては他の国よりも遥かにプロになるチャンスがあるんじゃないでしょうか!!
今回はこの辺で!
ではまた!