「勝っても負けても損な印象」

どうもです!

 

今回はラグビーについてです。

 

少し前ですが、3月31日から4月9日にかけて第18回選抜高校ラグビー大会が開催されたんですが、

 

この選抜高校ラグビー大会は高校ラグビーの三大タイトルの1つに数えられる大会で、

 

花園ラグビー場でやっている全国高校ラグビー大会が「冬の花園」と呼ばれているように選抜高校ラグビー大会は熊谷ラグビー場でやっているので「春の熊谷」とも呼ばれていています。

 

そんな今年の【春の熊谷】で少し

 

「えっ???」

 

と思うことがあったんです。

 

今年行われた選抜ラグビーの最終結果はこのようになっています↓

 

【準決勝】

京都成章vs東福岡 28-24

石見智翠館vs桐蔭学園 0-68

【決勝】

桐蔭学園vs京都成章 42-12

 

【結果】

優勝:桐蔭学園(神奈川)

準優勝:京都成章(京都)

ベスト4:東福岡(福岡)&石見智翠館(島根)

 

この結果だけをみると、

 

「桐蔭学園つえーなー!!」

「こりゃー花園も桐蔭で決まりでしょ」

 

と思うでしょう。

 

しかし実際は桐蔭学園の藤原監督が優勝後に「複雑な気持ちがある」と語っているようになんとも複雑な感情になる大会だったのです。 

 

何故そんな大会だったかというと、今回の選抜高校ラグビー大会と同じ時期に「U18ヨーロピアンチャンピオンシップ」という大会が行われていて、その大会にはU18日本代表が参加していました。

 

そのU18日本代表の招集メンバーの所属高校を見てみると 

東福岡からは8名選出、

京都成章からは3名選出、

桐蔭学園からは選出がゼロでした。

 

つまりU18日本代表に選ばれた選手は選抜高校ラグビー大会には日程がモロ被りして出場できず、結果的にガチメンバーで挑めた桐蔭学園が優勝したというわけです。

 

東福岡や京都成章を応援していた人は、

「ベストメンバーで行ってたら優勝してたし」

と思うかもしれないですね。

やり場の無い悔しさがあると思います。

 

しかし今回の大会で最も可哀想なのは桐蔭学園です。

優勝すれば「ガチメンバーだから当たり前」となり、

もし敗退していれば「ガチメンバーで戦ったのに…」となります。

 

桐蔭学園の選手達や監督は心の奥に何とも言えない悔しさを持っているでしょう。

 

私は個人的に冬の花園は桐蔭学園が制覇することを願っています。

 

ではまた。