「就活生の武器として」

どうも!

 

今年も初夏を迎えた我が国ですが、この季節になるとリクルートスーツの着用を事実上義務付けられている就活生は「日本の就活は意味がわからん」と暑さからくる嫌気が差していると思います。

 

今回はそんな日本の就活にスポーツを絡めた話をしていきます。

 

就活には履歴書の出来映えを評価する書類選考や人間性などを判別する面接があると思います。

 

こういった選考に対してスポーツは自分をアピールすることができる優良な武器となっていて、例えば履歴書に何もアピールポイントを書くこと出来なくても「体育会○○部に所属」ということを書けるだけで大きなアドバンテージがありますし、面接でも大学の体育会に所属していれば面接官に対して良い話題提供になります。

 

どのスポーツをどのくらい頑張ってたかで就活の武器となるか変わると思うのですが、競技によって採用側に与える印象は全く異なり、面白いのが「メジャーなスポーツほど武器になるというわけではない」ということです。

 

就活ではその人が行ってきた競技のイメージでその人の人間性を捉えられがちで、ラグビーやアメフト、ラクロスといった競技はイメージの良さから「就活に強い」と言われています。

 

ラグビーやアメフトに対しては硬派なイメージを持っている人が大半だと思います。

履歴書に「○○大学ラグビー部」と書いてあるだけで採用担当者は「この人は大学生活で遊ばずに真面目にラグビーの練習をやってきたんだろうな」などと先入観を持つでしょう。

この先入観を持たれた上で面接を行い、しっかりとした受け答えを披露すると面接官は「さすがラグビー部だ」となるわけです。 

 

同様にラクロス部の場合は圧倒的に爽やかでフレッシュなイメージがあって、数年前に某テレビ局のアナウンサーの内定取り消しで話題となった言葉「清廉性」もアピールできる競技であり、大学のラクロス部のホームページやブログを見ると就活に強いことを部員達自らPRしているので間違いなく採用側からのイメージは抜群に良いのでしょう。

 

他にもメジャースポーツである野球やサッカーの就活での強さですが、先に書いたラグビーやラクロスなどに比べて競技の名前だけでアドバンテージはもらえないのですが、ブランド力のある大学の野球部やサッカー部(特に野球部)の部員達の就活事情は羨ましいことになっているそうです。

 

大学で体育会の部活に所属している学生の多くは、幼少期からその競技を始めている方が多いと思うので、就活や将来を優位にするために始めた方はあまりいないと思います。(ラクロスなどは例外ですが)

体育会学生は、今まで努力をしてきたご褒美として就活での強さをもらえていると思うので存分にスポーツの力を生かして素敵な企業の内定を取ってほしいです。

 

ではまた!!